あれから戸惑いと疑問で頭がいっぱいだ。
誰なの…?
私に双子がいるなんて今まで生きてきた中で聞いたこともない。
しかも、妹って…。
今更、なんなわけ!?
私は焦りと戸惑いを隠せず、お父さんに電話した。
―プルルル…
「もしもし」
「あっ、お父さん?プレゼント届いたよ。ありがとう」
「ああ、そうか。良かった」
「それより、手紙に書いてあった、双子の妹って何?」
私は単刀直入に聞いた。
「えっ?お前、今更知らないとでも言うのか?」
はぁ?
意味わかんないんだけど。
「あたし、双子なんていたの!?会ったこともないっつーの!」
「…あぁ、お前は1回しか会ったことなかったな」
「誰!?このままじゃ、引き下がれないよ!」
「実はな…