蒼が目を開けるとそこはいつもと変わらない教室だった。
隣には不機嫌そうな幼馴染の川内徹がいる。
「え?徹?どうしてここに?」

「は?お前記憶喪失?」
「…もしかして私寝てた?」
蒼は確認するように徹を見る。
「ああ、完全に爆睡してたけど?」

え。



えええええええええええええええ!?