気が付けば明日はもう始業式だった。

蒼は宿題を終わらせていないことに気づき、
夜中まで宿題の答案を問題用紙に移すという作業をこなしていた。


そのせいで、


「蒼―!!ひっさしぶりぃーー☆☆」
「……。」
「んー?どったの香椎蒼さぁーん??」

この通り、柚奈のハイテンションに朝からついていけなかった。