和也も私もキスが好きで、付き合い始めてからのこの一週間で、いったい何十回したことか。ひょっとしたら、百回を超えているかも。


 学校だろうとどこだろうと、人目がなければいつでもどこでも私達はキスをした。


 いつ、誰に見られるかわからない、そのスリルが更に快感を助長するのよね。


 今はそのスリルが殆どない代わりに、安心して大胆になる私達。っていうか、和也。


 すぐに深いキスになり、舌を絡め合い、そのままベッドに私は押し倒された。


 ペチャペチャという卑猥な音と、私の口から漏れるイヤラシイ喘ぎ声が、淫らな気持ちを更に煽り、私は気が遠くなる程の快感に襲われた。


 キスって、一生飽きるという事はないんじゃないかしら。