そんなとき、頭上から
「何してんの?」
という声が降ってきた。
いきなり降ってきた声にびっくりして顔を上げると、そこには複数の他校生が。
「あれー?泣いてんじゃん。どうしたのー?」
先ほど声をかけてきたであろう人物がまた声をかけてきた。
「いや、なんでもありません」
とりあえずあたしの中で危険だという考えが浮かび、ここから早く逃げ出そうと思い歩きだした。
しかし簡単には行かしてくれるはずもなく、あっさりと腕を捕まれた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…