「つっ…タツ!これみてください!」
ナオが叫ぶ。
なに、緊急事態?
タツがパソコンの画面を覗き込んで顔をしかめた。
「流川組…なんで青龍にくるんだよ」
「流川組…?」
ちょ、それあたしのとこの組絡んでないよね?
でも、情報入ってないぞ。
おかしいな、連絡きてないし。
「ナオ、わかってる情報全部教えて。」
タツははぁ!?とあたしの方をむいたが、開きかけた口を閉じた。
あたしが仕事モードに入ってるからだ。
「いや、攻めてくるとしか…」
ちっ…そんじゃなんにもわかってないんじゃん。
あーもー
なんで転校初日からこんなの?