「どーも、龍牙のみなさん。お騒がせしましたー」



ほんとだよ、と明らか表情に出てるよ、
幹部さん?当初のポーカーフェースが崩れてる。



〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪



「んにゃ。あたしの携帯だな」



ととっ…落とすとこだった。



って…本家か…



「はい…いや、知らない。…じゃあ本社の方?…あーわかった、わかった…ん。りょーかい…は!?新しい仕事!?…ちょ、多くない?ねーちょっと!?」



き、きりやがった…

また仕事増えた!!!



「仕事…?」



龍牙幹部がじっとあたしを見つめてる。


そうなの、仕事なのーって言えないし。



「そ、お仕事。今いろいろ忙しいの。」




あれかな、龍牙って眉間にしわよせるの大好きなの?



「あ、降灰いくっていったのになぁ…うーん、まずいな。被りまくってる。大丈夫、か?」



〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪



また電話だ。



「つっ…なんで知ってやがる…?」


思わず固まる。
表示された名前は絶対表示させれることのないはずの人だから。



「てめぇ…なんで番号知ってやがる。」


ヤバい、殺気が漏れたまま止まらない。



まずいな…
でも、相手がこれじゃどーしよーもねぇ。



「用件はなんだ、金か?地位か?」



あたしが携帯に向かって発する言葉に青龍が目を見開いている。