―そしてついに昼休み。


私達と同じように考えている奴は沢山いて、女子の大群が1年校舎へと向かっていた。



「………あの中入るのは、ちょっと…」


…抵抗がありますね。



「いーからっ!小梅だって実は見てみたいだろ~?」

「否定は出来ません!」


この際キッパリと言い放ってやる。

可奈子はその言葉を聞くなり、満足げに笑った。



「いざ!レッツゴー♪」
「お~…」


でもやっぱり、乗り気ではない私。