私はカレーを持って、ヨッシーが待っている二階へ向かう。



「ヨッシー!お待たせっ」

「…早っ!!」


予想外に早く登場した私にビックリしたのだろう。


「うん、ちょっとね」

「…まぁいいか。今日の晩飯は何だ?」

そして私の手のひらにあるモノに目を移す。


「カレーだよ!」

「マジか!!よっしゃ!」


今日のメニューを言うやいなや、ヨッシーの目が輝いた。

小さくガッツポーズまでしている。



「!!?」


私はその行動にビックリ。


「……あ」

「…ヨ、ヨッシー…」

遠い目で、私は彼を見つめた。