「そうだよねぇ~、あとちょっとで築50年だっけか。もっと綺麗でも良いのにって感じだよねぇ」 「うんうんっ」 あーちゃんとはいつもこんな感じでだべりまくる。 あーちゃんは私よりはるかに頭が良くって、あーちゃんの言うことにはたまにイラっとくるけど、相談には良くのってくれて、良い友達だと思ってる。 「そう言えば、あーちゃん。」