「この前、髪を縛ってるゴムが、何かに引っかかって切れちゃって、その時に偶然悠太がいて…悠太、ゴムくれたんだよね…しかも、髪縛ってくれて…それが大きい理由かなぁ…」


「そんなことが…うーん、初々しいですねぇ~」



私がからかうと、あーちゃんは顔を真っ赤にして恥ずかしがった。