は……!まだ決めてないし!

学級委員?ううん、絶対ムリ。

生活?給食?それとも……あ!

黒板に書いてある中で目にはいった委員


保体委員



体育は好きだから、この委員にしよっと。

「…保体委員になりたい人?」

「「はい!!」」




……ん?なんかハモった?

声の方を見てみると、


「げ…。」

一緒に手を挙げていたのは、まだ入学してから1週間しか経ってないのに、もうクラスの人気者。


川居 らいとだった。

わたし、あいつ苦手なのに。


「じゃあ、柳井と川居なー。」


……は!

「せ、先生!
やっぱやめます!
消してください!!」

あいつとだけは絶対にイヤだ!!


「柳井…ムリだ。
手、挙げたんだろ?」

先生はニヤっと笑って言った。


そ……そんなーーーー!!!!

先生…ひどい。