「渚パパ、病気で倒れたんだって。 渚ね。 渚パパにいつも家賃とか払ってもらってたみたいなの〜。 でね、家計が苦しくなるから、渚の両親が住んでいる京都に帰るみたいだよ〜。 渚、もぅワガママ言えない状況だから。みきくんに迷惑かけたくないからって言ってたよ〜。」 そうだったんだ。 「これは、みきくんにしーだよ〜。」 亜美ちゃんは人差し指を口を当てた。 「分かった…。」 渚さん…。 大丈夫かな…?