夜、風呂からあがった美果をチラッと見ると少し頬が赤くなっていた。
なんつーか、それもカワイイと思う。



「千陽くん、お風呂出たよ??」



「……ああ」



髪の毛をタオルで拭きながら、美果が俺の隣に腰掛ける。



なんか美果からいいにおいがする。
たぶんシャンプーのにおい。



なんつーか、風呂からあがった後の美果はいつもより大人びて見える。
たぶん美果の色っぽさっていうのか??



そんな美果を見るたびに美果を食べたいと思う。
俺が美果を食べたくなる時は、いつも色っぽくなる時だけ。



その時はもう美果を食べたくてウズウズしてる。