saaki:mai

あたしは、恋をした。

絶対に成功させるんだ・・・。きっと

美咲が好きな人はきっと三年じゃない。

だから、問題なさそう。

あたしが好きな人は、三年の大野淳平先輩の

親友。

成田康揮先輩。

一目ぼれした。バス停で転んだあたしを

助けてくれた先輩に・・・。


絶対に付き合う!そう決めたんだ。

夏祭りまで4週間位。

告白しなくちゃ・・・。

「あれ?佐々木ちゃん」

この声は・・・。成田先輩!?

家の最寄り駅から、バスに乗ろうとしたら

成田先輩が居た。

「成田先輩!!この間はありがとうございました」

2人掛けの座席においていた、スクバをどける。

「ありがと」

隣に先輩が来た・・・。顔が赤くなりそう。

てか絶対もうなってるよ。恥ずかしい。

「可愛いね、そんな顔して」

可愛い・・・。ウソでしょお!?

嬉しすぎるよお。

絶対先輩の彼女になるから!