「触らないでっ!近寄らないで、もう過去は捨てるの
 バイバイ、さよなら いい加減にしてよ!」

手首を強くつかまれたあたしは

握りたかったはずの芹の手を 強引に離し

どなるように、喋り

病院を出た。

二度と開けない、封印する

あたしの中学3年生の過去・・・。