「もみやまさん!いのこり!」


そう、先生にカバンを取り上げられた。
くっそ~!


「ごめん!今日無理だわ!先帰ってて!」



「うん…分かった!じゃぁバイバイ!」



先に帰ってもらった。



「へぇ~さっそく告られてんの?すげーな。」



教室に声が響く。


ん?ってか先生話し方違う…



「何ででしょうね?皆ブサイクが好きなのかな?」


と言って笑った。


「はぁ分かってね~な!」



私に近づいて来て
顎をクイッとあげて


「可愛いからもてんだよ」


ニヤッと笑う先生


「やめてもらえます?」


手を払った。


「可愛くね~な。」


イラって来た。
でも、顔が赤くなった事を隠したくて
教室を出た。