次の日

始業式で
すぐに終わって放課後。



そう言えば。
私、友達い無い。


「もみやまさん。」


と話しかけられた。
嬉しくて、笑顔になる。


「2年生が呼んでるよ。」



な、何だ…
そんなことか…


「後ね、待ってるから一緒に帰らない?」


えっ⁉


やった~


「うん!待ってて!」


そういい、急いで2年生のところに行った。


「何ですか?」



「その…付き合って…」



廊下で話していたから隣を先生が通った。

きまずい…


「 ごめんなさい。好きな人いるんで。」



ついつい出た言葉に驚く。


「すみません。じゃ。」

私は教室に逃げた。