胡桃side


『桜子~もぅ朝から大変だったよー』


『はぁ~あんたはなんで大事な日に寝坊なんてするのかなぁ。』


そんなこと言ったって・・・


『しょうがないじゃん、寝坊しちゃったんだもん・・・』


『あの教頭には気を付けたほうがいいみたいだね』


あっそういえば、たしかあの先輩、あいつには気を付けた方がいいよって・・・


まさか、あの教頭先生の事だったのかなぁ?


『あっ、ねぇねぇ聞いて!朝、体育館まで案内してくれた先輩がいるんだけど、それが・・・顔が整っててカッコいい先輩だったよ!』


『えっほんと!』


桜子は顔が良ければすべて良し!だからね・・・


『うん、桜子好みだよ、きっと!』


『えー会ってみたいなぁ、ねぇ今度見つけたら教えてよね~』