雅翔side

なんか今日は柄にもなく緊張している。

理由はもちろん

「あ・・・兄貴緊張してる・・ww

大丈夫だって

兄貴に心配されるほど舞宙夢ちゃんは下手じゃないから」

「な・・・別にちげえ!

それに舞宙夢ちゃんのピアノはうまいに決まってる」

「じゃあなんで緊張してんだよ」

「緊張なんかしてねえし!」

いや。。。嘘

全く俺の弟はエスパーかよ

そしてあっという間に開演1時間前

「兄貴!早く行くぞ!おいて行くぞ!」

「おおっ!分かってるって!」

会場の教会に行ってみると・・?

「「佑真?」」

弟と柄にもなくはもってしまった。。。

佑真は・・・なんか屋台みたいな・・・売店みたいなのしてる

「なにしてんだ?」

「おお!雅翔・泰雅。来たのか。」

「「もちろん。舞宙夢ちゃんがピアノだぜ、ぜってえ行くぜ」」

「おおっ・・・会場入れよ。俺は終わったら来てくれた皆様にいろいろともてなすんだよ。その準備で今忙しいから、一緒に居たらいい場所取られるぞ」

「おおっ!


っって泰雅は?」

「言ったとたん走って行ったぞ。早くしないと泰雅にとられる」

「じゃ・・・じゃあな。またあとで!」

入るとあっという間にもう演奏が始まる前、さっきまでいた佑真の声が会場にこだます

「のろ兄貴ここ!」
「悪い。サンキュ」

指揮者が指揮棒を振った瞬間綺麗な音色が聞こえ始めた。

その音色はあっという間に終わりを迎えた。