舞宙夢side

会ったばかりだけど食事もさせてもらった・・・

明日も来てくれるって言われたし・・・頑張らないと!!

それにしても・・・楽しい晩御飯だったなあ・・

「ごめんね。うるさくて」

「いえ・楽しかったです」

いまは送ってもらってます。

「毎日、楽しい晩御飯ですね」

「うるさいだけだよ」

「楽しくていいじゃないですか」


「まあ・・・佑真たかから見るとそうなんだよな。俺らからすると当たり前みたいなことでもあいつにとってはしたことないことなんだよな」

「そうですね・・・。

なんでも普通が一番ですよ。」

「そうだ・・・!


舞宙夢ちゃんの家族は?」


え・・・・



どうしよう・・・答えなくてはいけないの・・・?


「あ・・・」

「きっと美人なんでしょ

舞宙夢ちゃんににてるんだろうな。

いつか会わせてね」



「あ・・・はい・・・

ここまででいいです。
送っていただきありがとうございました。

おやすみなさい。」


とにかく一刻もはやくここから立ち去りたかった。
だから走った・・・走って・・・走って

家に帰った時は

顔が濡れてた。

汗・・・ううん。きっとこれは・・・

涙。