舞宙夢side

まさか聞かれるなんて思ってもいなかった。


まだ言えない・・・




違う・・・言いたくないんだ。知られたくない。まだ・・・あの人の事


だからとっさに話を振った



びっくりされてる。

「あ・・・うん、この近く。弟と親父とお袋と佑真と住んでる」

え・・・?


なんで佑真さんと?


「今、なんでっておもったんでしょ?




いいよ。教えてあげる。


佑真が虹の花園光の園の子だってことは知ってた?」


え・・・?佑真さんが・・・?


「あいつ、無理してんだよ。周りにばれないように。

あいつの親は生むだけ生んであの教会に置き去りにした。

そこで教会の牧師さんがあいつをあそこに入れたんだけど・・・


あそこ面倒見れるってか・・・入れるのは中学卒業までなんだ。


俺らは来月から高校生。だから一緒に暮らしてるんだ。」


「そうだったんですか・・・だから・・・」


「そういえばさ・・・ぜんぜん話変わるけど、何歳?」


え・・・・?どうしよう・・・どうしよう・・・

やっぱり彼には本当の年言っても大丈夫かな・・・?


でも・・・・