帰り道

｢あ!海くんだ｣

手を振ろうとすると、知らない女の人と歩いてた

｢海くんにも、きっと事情があるんだよね｣

そうは言ってたんだけど

心がｷｭｳってしめつけられた

｢海くん!!｣

思わず呼んでしまった

｢さくら…｣

｢ねぇ 海。この子 誰?｣

うっわキレイで美人

海くんは私の事、彼女っていってくれるよね

｢知り合い｣

｢え?海くん｣

｢帰ってくれ｣

｢え 海くん…｣

｢かえれ!