はじめての恋か、絶対の平穏か。


そんなの答えは決まってる。

こんな時、小説のヒロインは…


少なくとも私が描くヒロインは、立ちはだかる恋の試練に立ち向かっていくのだ。

そうじゃなきゃお話にならない。

泣いて逃げて膝を抱えてばかりのヒロインなんて、鬱陶しくて読者は誰も応援してくれない。


ちょっとくらい傷ついても、弱音を吐かずに強く立ち向かっていくヒロインこそ、真のヒロインであり読者が好むヒロインなのだ。