だから、どんなに親しくしてくれる人にもなるべく距離をおいてたの


最後には、必ず裏切られるから



誰にも頼らないで、アタシは生きていける


そう思ってた。でも・・・違ったんだ

ただ自分に言い聞かせてただけ


優羽はこの間、みたよね。アタシが一人で星を見ながら泣いてたこと


あれね、もう何年も続いてるんだ・・・

星と月は、アタシに何もしないから

ただ、優しく輝いているの

それを眺めると、なんだかとても落ち着くんだ


まるで、アタシを慰めてくれてるようにずっと傍にいてくれるから