夜になってってか6時くらい?にご飯を部屋で食べましたよ。
そうそう、すっごいおいしいの。
なんて言うか…イタリアンとフレンチが混ざった感じ?
おいしいんだけど…緑茶が欲しい。
とかなんとか思いながらニナと食後の紅茶を飲んでたら…
来ましたよ。国王さんが。
バターン!と扉を開けて…壊れますよ、扉が。
「なつか。」
第一声がそれかよ!とツッコミたくなるけど我慢して。
ってか、静かにニナがさがって扉を閉めて出ていった。
えぇええええ!!いやいや、ヤメテ!!おいてかないで―――――!!
なんて心の絶叫なんて聞こえないからニコリと微笑んでサヨナラしちゃったよ…。
「……なんでしょうか、魔王さん。」
あ、私が王さまって言わないのは魔王みたいな外見してて鬼畜だからですっ!
誤解しないでね?決して馬鹿にしてる−−…とかじゃないから!!
「家族に渡すものとかは?」
「へ?……渡してくれるんですか?」
間の抜けた答えを返すと呆れた顔で、
「お前がしろって言ったんだろ。ほら、どうすんだ。」
「出します出します!」
あれ、魔王には突っ込まないのねーー。意外と気にしない人なのかな。