~好き~


出会ったのは、2年の始業式だった。


初めて見た時、まさか恋におちるとは想いもしなかった。


まさか、先生の事好きになるなんて…


その日、私は授業の質問をしに職員室へ行った。


何気ない質問だった。


ねぇ、先生。


なんで、あの日私は先生の所に行ったんだろう?


いつもなら、まぁいっかで済ませるような質問だったのにね。


あれが、運命だったのかな。



先生、私後悔してないよ?


あの日、先生の新しい一面を見たような気がしたんだよ。


その日、先生が自分の時間を私のために使ってくれたこと嬉しかった。


先生にとって何気ない事だってわかってたはずなのにね。