「3歳から10歳までアメリカで

帰って来てからは放課後が分単位で習い事スケジュール組まれてたあたしには

縁のない場所」



「じゃあ遊園地とかも?」



「ない」


祠希の言葉に即答



「サッサと見て遊園地も行くぞ」


雄雅が足を速める



「えっそんなに急ぐの?!」


そんなこんなでその日は超ハードスケジュールだった


あたしが行ったことないところに行きまくった



時間に追われてても楽しかった

夢紅という空間が本当に幸せに感じた

桜と同じくらい


あたしの居場所だって思えた





でも…