「じゃあ俺は・・・何の罪もない波夏を


2年も恨んでたってことかよ・・・


白龍を助けようとしてくれた波夏を・・・」


瑞也が崩れ落ちる



「「「瑞也!!」」」


あたしたちは駆け寄った


「ごめん波夏・・・ごめん秦・・・ごめん・・・」



「もういいって


あんな状況だったんだから勘違いだって仕方ねぇよ」


あたしは言う



「こうやって誤解解けたんだからよかったじゃねえか」


秦も言う


「本当にごめん」





「嵐!」


夢ちゃんに呼ばれてみんなが夢ちゃんを見る


「終わってないからね


黒崎が桜を恨んでることには変わりない


申し訳ないけどあたしは黒崎には戻れない


だから・・・」



「分かってる



次狙われるとしたら夢紅



なんかあったら桜華会に助けてもらうから」



「当たり前だ」



兄貴が言う