「「「え?」」」
誰もが状況を把握できない
「おかしくなったか」
黒崎が言う
「遼あんたやっぱりバカね」
「は?」
「人の心配より自分の心配したほうがいいんじゃないの?」
夢ちゃんがそう言ってすぐ黒い車が大量に来た
「遼さん!頭がお呼びです」
車から降りた一人が言った
「どういうことだ?
何があった?!」
あわて始める黒崎
「黒崎一郎にあんたが2年前に何をしたか話してあげたのよ
あんたが勝手にこんなことしてますって」
夢ちゃんが言う
「親父がお前の言うことなんて信じるわけねえだろ!」
「えぇあたしの言うことなんか信じないわ
桜に嫁いだ捨て駒ですもの
でもあの時実際に大森潤を撃った奴連れてって全てはかせたら信じたわよ」
黒崎の顔が引きつって行く
「てめえふざけんなよ!」
夢ちゃんに殴りかかる黒崎
しかし夢ちゃんは余裕で避けて黒崎の腹を殴った
「あたしを殴ろうなんて100年早いっつうの
早く帰んな」
黒崎は仲間に支えられて立ち上がり車に乗って立ち去った