バイクの音が響き渡る




「誰だ・・・」


秦が言う


「残念でした嵐さん



俺は別に島津なんてちっぽけなところで



てっぺん取りたいザコじゃないんですよ」


白舟が笑う





「まさか・・・」





そのまさかだった


「よう

桜の総長嵐さん




いや桜江波夏ちゃん」







白龍だった