「嵐!」


河原で待ってた要に呼ばれる


「わるい


要にこんなとこで待たせちまって」


要から鍵を受け取る


「気にすんな


白龍もう動いてるから気をつけろよ


たまり場の鍵開けてあるから」



「サンキュー

無駄に手出すなよ

相手は瑞也だ」


「分かってる


あいつらだって嵐がいないと分かれば


手出したりしねえよ

そんなやつじゃねえ」


要が言う



「あぁそうだな


夢ちゃんも見つからねえように頼む」



「了解

じゃあな」



要があたしに背を向けて走り去った