『ブゥーブゥー』

朝、私は携帯のバイブで起こされた。
めぇるを開いてみると…
Re:那夏
おはよ~ヾ(^▽^)ノ
今日は休み?(*_*;

とゆうめぇるだった。
(や、やばいっ!!10時だっ)

リビングに行ってみると…
お兄ちゃんの書き置きがあった。
『遅刻でも学校こいよ』

(はぁ…学校いかなきゃ。)
那夏にめぇるを返して学校の準備をする。

化粧はいっつも薄めにしている。髪をセットして完成。
(よしっ!いこっかな。)
結局お昼を過ぎていた。


1人でとぼとぼ歩いていた。
(あれっ…あの人は…)

「龍雅君…」
眠そうに前を歩く龍雅君。
(昨日のこともあるし、逢いたくないな…)

すると
「りゅうがあ~!!」
そう言って龍雅君の腕にしがみつくかわいい女の子。
(誰だろう…友達かなぁ…?)


考えながら歩いているといつの間にか学校についていた。