「お~い!花怜~!!」
私の名前を元気に呼ぶこの人は私の1つ歳上のお兄ちゃん!☆
優しくて、かっこよくて…
でもいっつもいぢめられる!
そしてその隣で笑っているのが私の3つ歳上のお姉ちゃん!
美しすぎて女の私でも惚れそうなくらい…
(うぅ…眩しすぎるよ二人とも…)
そう、私は3人兄弟の中で一番かわいくない。泣)
もうなれたけどねっ!!
誇り高きお姉ちゃんとお兄ちゃんだもんね!!
「お兄ちゃん~!お姉ちゃん~!」
「おぅ。花怜なん組?」
「2組だったよ~。那夏(ともか)と一緒だった!」
「那夏と一緒なら安心だな。花怜だけぢゃ心配だからな。」
「お兄ちゃん、それどうゆう意味?ばかにしたでしょ!」
「よくわかったな。」
「お兄ちゃんとか嫌い~。」
「はいはい。俺は2年4組だから。なんかあったらすぐ来いよ!ぢゃあまたな。」
お兄ちゃんとお姉ちゃんは急いでどこかに行ってしまった。
(もぅ!お兄ちゃんはいっつも私をばかにして!)
なんて思いながら自分のクラスに向かった。