「遅れましたぁ…」
「こら木下。遅刻してんぢゃねーよ。」
「すいません。」
「はやく、席につけ。」
「はぁい…」

授業が再開し、数分たったあと、龍雅君がやってきた。
「ちわ。」
「ちわぢゃねーだろ。」
「わり。」
「もういい。席につけ。」

先生に言われて私の隣の席につく。
まぢめに授業をうけていると…
「おい。」
「…」
「おいって。」
「え?」
「えぢゃねーよ。さっき学校来るとき俺を見てただろ。」
「み、見てないよ!」
「ふぅーん。お前に似た奴がいたんだけどな。」
龍雅君はガンみしてくる…
(うぅ…そんな見られたら…)
「いなかったんだな?」
「いましたぁ…」
「だよな。素直になればいいんだよ。」
満足そうににこっと笑った。

(なっなに…?いまの…)