「なんだよかった~っ!!」


「付き合ってるかと思ったし!!」


クラスの女子が安心したような声を出した


私は郁弥から離れようとした


『……ん??』


くっ、苦しいっ……


『離してぇっ!!』


離れようとする私の頭を自分の胸に押さえつける郁弥


私は郁弥の胸の中でじたばたもがいた