___キュッ


「……ん??」


私は寛のTシャツの裾を軽く掴んだ


『そうだね♪』


郁弥の話をすると悲しそうな顔をしたのは…やっぱり寛も郁弥に傍にいてほしかっ


たからなんだ


「よし…じゃあ明日は郁弥も呼んで、パーティーでもするか♪」


パーティー!?!?!?


『するっ!!!!!』


楽しみっ!!


私は寛のTシャツから手を離すと、聞こえない鼻唄を歌いながら先に外で待っていた車に乗り込んだ