「じゃあ…行くか♪」


『うんっ♪』


ママと寛の態度に疑問をもったが…あえて気にしないことにした


「百合」


少し前を歩いていた寛が振り返る


『ん??』


私は首をかしげた


「早く…郁弥に会いたいな♪」


『っ!!!!!』


寛の嬉しそうな笑顔


やっぱり君も、郁弥に一緒にいたかったんだね


ずっと……


私は寛の笑顔を見て、少し胸が締め付けられた