あの時っ…公園にいたおばさんが助けてくれなかったら…私はどうなっていたのだろう


それ以来、寛以外の男の人が…駄目になった


もちろん…パパもお兄ちゃんも……


どれだけ傷付けたのか分からない


それでも、パパもお兄ちゃんも…私に変わらず笑顔で接してくれた


毎日毎日学校には行けなかった


寛しか受け入れることが出来なかった


寛は特別


そう思った


けど、寛の前でも笑顔は見せれなかった