「ありがとう。」




あの大群から抜けたあと、私の昼食を郁斗が広げてくれた。



私の目の前にあるのはいつも家で見てるようなものばかり。



ヘルシーなパスタとサラダと、鉄分が多めの苦くない美味しいジュース。



全てのものは海外のもっといい場所で作られてるもの。



とにかく高級なものばかり。



私は疑問に思う。



なぜこのようなものが私の目の前にあるのか、そしてどのように持ってきたのか。



不思議ね。



でも考えてもしかないがないわね。



とにかく食べよう‼



でも…




「ローラちゃん、どうにかした??」


「え…??」