初めてこの家の広さに困ったかも。



確か昔レイミがそんな事言ってたような……。



レイミが家に行きたいって言った時だったかな。



家の門を見た時はびっくりして目が点になっていたのを思い出す。



なにを言っても反応がなかったから私がレイミを引っ張って部屋に向かった。



それで私の部屋に入った瞬間、




『この家無駄に広いからー!!!!!!!!』




って叫んだ。



まあレイミがそう思うのも仕方がない。



私の親友だけど、普通の娘ではない。



だって彼女は普通の一般の人。



知り合ったのも私が通っていた小学校の一年生の時。