「で、なんであなた達も私と一緒に行くことになったのかとか"全部"説明しなさい。」
学校に車で向かっている途中に翠達にすべてをはかせた。
言い方は悪いけど、こうでもしないとイライラがとれない。
みんな私に相談せずに決めたんだもん‼
「…〜という事なのです。」
1番説明が上手な翠に説明してもらった。
「へぇ〜…って、それ脅迫じゃない‼」
「そうなんだよね‼翠達怖かったんだよ。僕は何も言ってないよ。」
あなたは優しい子だからね、れん。
「だから車通学の許可ももらえたのね。」
この事をクラスの子たち、いや学校中の生徒が知ったらヤバイことになりそう。
翠達がいなかったから私の身が危なかったはずよ。
「ローラ、着いたぞ。降りないのか⁇」
もう車から降りてる炯達が私を不思議な顔で見ていた。
私が真剣な顔をしていたからかな。