「もう、翠たち遅い!!」


「申し訳ありませんでした。」


「あと少しで、襲われるところだったのよ。」


「「「「「えっっ⁉︎」」」」」


「いつもはあなた達がいるから、そういう事は起こらないの!!!!!!」


「ローラちゃん、ごめんね。」


「ふん。」


「ローラ。許して。」


「ふん。」


「姫。ごめん。」


「「「「え。」」」」


「レ、レレレオンが謝った。」


「レオン…。しょうがない、許す。」




私はレオンに抱きついた。



いつもは謝らないレオンが、謝ってくれた。



よっぽど、申し訳ないと思ってたのね。




「ローラ様。エリック様が着いたそうです。」


「エリックが⁉︎」