ちょっぴり複雑な気持ちになりながら、改めて、ナルちゃんの顔をみる。


「なんか…めちゃめちゃ大きくなった感じがするんだけど」


ボソッと呟いてしまった。


「そーかなぁ?回りのヤツらより、成長早いのかもな」


ウィンクしながら、アタシを見た。



ズキュン☆



胸の奥で、そんな音がしたような気がした…。



6年間、好きだったかのように、ナルちゃんの笑顔に釘付けになった。