そこには上機嫌な麻衣。
の隣にレンがいた。

「もも飲みなおそっ♪」
「…う、うん。あのさ浩二のことだけど…」
「ああ!もういいよ♪あんな男別れる♪」

そう言って麻衣はお酒を一気飲みしていた。

「ぷはーっ!…たぶん私重かったんだろうなぁ…っひく…うっ。」
「大丈夫大丈夫!麻衣は重くないよ。好きだったもんね?」
「うんっ…大好き、っひく…だったのに…っうう。」
「よしよし。泣かないで。」
「うあーーんっ!」



■ ■ ■

すーすー…
「やっと寝たな。やれやれ。」
「ごめんねレン…麻衣のこと一晩よろしくね。」
「お前泊まってかないの?」
「え?だって祐希も泊まるんでしょ?部屋狭くなるじゃん。」
「や、大丈夫だよ。俺以外家いねーから。」
「…え??」