お父さんが部屋を出ていったのを確認してから私は泣いた。 今まで我慢していた分泣いた。 再婚が嫌な訳じゃない。 嬉しいとも思えないけど…。 でも、いつも私よる優先されてるあの女が憎い。 憎くてたまらない。 いつもあの女の所へいくと思うと憎いんだ。 でも不思議と会いたくなった。 お父さんが再婚を考える人とはどんな人なのか。 でも、この選択が自分自身を苦しめるなんて思っていなかったのだ。