「あぁ、もう卒業かー。早いなー」
「うん…。」
「なんだ?悲しいのかー?(笑)」
「うん。寂しい、なんかわからないけど…」
「そっか。」
そう言った彼女の目からは涙が溢れた。
でも、私は泣かなかった。
泣きたくなかった。
未来はこれからなのだから。
卒業してからは、勉強に打ち込んだ。
特にする事もなく、遊びにも行きたくなかったからこその勉強。
まぁ、推薦もらえなかった分頑張らないといけない。
そして、ついに受験当日…
「真奈ー。緊張してきたー。」
「頑張ろっか」
そして、電車で五つ乗り越した所の高校に着いた。
電車からは海が見える。
綺麗なんだ。
そして、テストを受けてから二人でその辺をブラブラした。
あの人カッコいい~、とか。
人間観察してから家に帰った。
そして結果発表までは遊びまくった。
まぁ、美里とだけど。
合コン行ってみたいとか…
楽しくなかったけどねッ!