そして、席に着くと

「ねぇ、川崎さん。喧嘩?」

「うん、まぁ。」

「いいの?」

「なにが?」

「ほら、あれっ。」

指の指された方を見てみたら…

伊澤さんが奥田に引っ付いていた。

「うん。ほっとけばいいんじゃない?」

「いいの?」

「だって奥田普通に離れないし。」

「そっか。」

そして、美里が登場した。

「真奈ー、おはよー」

「おはよー。」

「あっ、伊澤さん頑張ってるね!」

「うん。」

「でも、伊澤さん…」

「えっ?」

「よく、あそこまで出来るよね。」

「確かに…。」

『すごい!』

はもった。

そして、二人で笑いあった。

それから、朝や帰りは奥田と一緒になれなくすんだ。

奥田も喜んでいるように見える。

そして、今日の放課後…

奥田を呼び出した。

きちんと別れるために。