そして、学校に着くと早速掲示板の前に立った。

そして、隣から声が聞こえた。

「陸~、オレ等一緒!やから、教室行こーぜ!」

「マジ?了解ー☆」

そして、小学校からの親友の暁人と教室へ向かった。

「なぁ、陸。今年のクラスは最高だぜー☆」

「なんで?」

「だって、あの為則美里と川崎真奈が同じクラスだし!」

「えっ、マジで?」

「おう。つか、お前女に興味あったっけ?」

「いや、ないけど。」

「そうかー、なら良かった。オレあの二人狙ってるからねー。」

「えっ?」

「だーかーらー、狙ってるの!」

「そっか。」

オレは、悲しかったんだ。

どうしてかわからないけど。

この時はまだ、恋してるとは思わなかったんだ。