でも、そんな雪君も好き…。

なんて思う私は、かなり重症なのかもしれない。


「キャーーー!!」


少し先から叫び声が沢山聞こえてくる。


嫌だなぁ。

さっきは雪君と一緒だから大丈夫だと思ったけど…やっぱり、怖いものは怖い。

「なんかやけに少し先から叫び声しない?」

「あぁ…よっぽどなんか面白いしかけがあるんだろうな♪」


雪君嬉しそうだな…

やっぱり、無理してでも来て良かった。